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ネズミとの戦い
2008年05月30日(金)
みなさんこんにちは寺井レース(有)井波秀俊です。
もうすぐ嫌な梅雨ですね~。
梅雨時期はフィルム入りのラッセルモールの生産が大変です。
ナイロンフィルムは湿気があると縮んでしまい、生地の状態で生地巾が狭くなり、カッターの部分で
片切れが起こり易いのです。
綿チュールの生産には最適なんですがね・・・。
この時期もう一つ問題なのはネズミ。
弊社のある川北町は農業が盛んで、田んぼ・畑が沢山あります。
弊社工場も一般住宅地(集落)から少し離れた田んぼの真ん中にあります。
今年もゴールデンウィーク前後に一斉に田植えが行われました。
田植え時期から2ヶ月ほどは田んぼに水がはられます。
その田んぼに水がある2,3ヶ月ほどは田んぼからネズミが弊社工場や家の中に入りこんできます。
このネズミ、何もしなければいいのですが、悪さし放題!
工場内では休みの日に走りまわって、機械上の糸を切ったり、フィルムクリルを通ってフィルム原糸を引っ張り歩いたり。
家の中では冷蔵庫や棚に入らない野菜やお菓子を食べ散らかし、壁に穴を開けてしまいます。
そこで登場ネズミ捕り!
うちでは2種類のネズミ捕りの罠を駆使します。
一つはむかしからある上からと横からネズミが侵入出来るタイプ。
この罠は中の餌をネズミが摘んだら入り口が閉じるのと、上からネズミが侵入したら出られない構造になってます。
だから、横の窓を開けてなくても置いとくだけで、勝手にネズミが掛かるという利点があります。
ただ、あまり大きなネズミはかかりません。
もう一つの四角い罠。
こちらは横から進入して餌を摘んだとたんお縄になる仕掛け。
こちらはかなり大きなネズミが掛かります。
これが成果です!
うちの方は食べる物が沢山あるのか、子猫ぐらいの大きな丸々と太ったネズミがでます(汗)
写真のネズミは以前粘着テープ式の罠(ゴキブリホイホイのネズミ版)に掛かったのですが、自力で抜け出したネズミです。
その証拠に毛がハゲていて、キズ跡もあります。
もう少しで田んぼの水がなくなり次第、田んぼに帰ってくれます。
で、冬には寒くて温かい工場の中に再び帰ってきます(爆)
他にも工場内には蛇やイタチなどの珍客も訪れます。
なんせ田舎なもんで・・・(汗)
でも、このネズミや蛇、弊社の業績が悪い時にはあまり出てきません。
不思議です。
と、いうことは・・・・変なゲン担ぎですね(笑)
ちなみに私・・・
ネズミ大っ嫌い!!
です・・・・怖い・・・・(涙)