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社会貢献
2009年01月28日(水)
みなさんこんにちは寺井レース(有)井波秀俊です
ようやく新年の挨拶周りムードも終了して、品物が動き始めてきました。
ただ、世界的な不況で市場の動きが悪く、衣料品の売れ行きも悪いみたいです。
非常に悪い雰囲気。
でも、こんな中でも儲かっている会社はあります。
ヒット商品を出している会社も沢山あります。
今だからやれることがあるはず。
弊社や私だから出来ることがあるはず!!
へこたれている暇はありません!
元気出していきましょう!!!!
話かわって・・・
先日、私の所属する川北町商工会青年部の事業で、青年部員の会社の工場見学をしてきました。
この事業は同じ青年部員でよく知る仲間でも、お互いの仕事をあまりよくわかっていない。
もしかすると、身近にビジネスチャンスがあったり、自社の仕事に役立つことがあるかもしれない、
ということで12月より不定期で行っております。
今回は(有)アールスというサッシや防火ドアーなどを生産する鉄工所。
社長は同じ川北町商工会青年部に所属する2歳上の先輩。
この会社、ここ数年急激に伸びていて昨年工場を移転し、仕事はこの不況下にも関らず大忙し。
以前自分が勤めていた鉄工所が潰れてしまい、その借金も機械も引き継いで先輩が始めた会社。
まさにマイナスからのスタート。
いろいろと会社の設備や仕事内容を教えてもらった。
(写真を撮るのを忘れてた)
同じ青年部員でこの会社に暇な時にバイトにきているメンバーもいる。
季節的や市況的などで仕事がすくなかったり、夜の空いている時間に同じ青年部員が忙しいところに助けに行く。
結構、いいアイデアかも。
私はなんでこの会社が忙しいか知りたかった。
なんでこんなに仕事がジャンジャン入ってくるのか???
1.納期厳守
2.人との繋がり
3.皆が嫌がる仕事を率先してやる
4.小回りのきく生産
5.社会貢献
社長の話から考察するとこんな感じかな。
ほとんどの仕事が県外、それも太平洋側地域からの受注。
で、工場の中も我々の会社のような大量生産用のシフトではなく、工員の手作り生産。
だから細かい仕事もこなせるし、臨機応変に対応もできる。
今の時代、大量生産は全て海外生産。
だからこそ、小さい会社が臨機応変に別注品・スポット品の対応がし易い。
どうやって仕事を取ってくるのか?
社長の人柄がサバサバしていて、その人柄も大きな要因か?。
で、人の繋がりを大切にしている。
凄く勉強になる。
その他にもいろいろ血の滲む様な苦労があるのだろうけど、その苦労を微塵も見せない。
工賃的にはバカらしいくらい安いものも沢山あるらしい。
それでも同じ思いでちゃんと仕事をしている。
常に社会貢献を胸に頑張っているらしい。
「社会貢献」
凄いことだと思う。
私の仕事をもう一度考え直さなくてはいけないと思うほどの衝撃。
私もお取引先やお客さんに喜んでもらえるよう、お取引先が儲かるような商品を作ろうと常に考えている。
ただ、社会貢献とまでは・・・・。
自分がこの商品を作ることにより、大きなスーパーやマンションが出来る。
この防火ドアーがあるおかげで、そのマンションの住民や店舗のお客さんが安心できるし、火災から守られる。
どんなに割の合わない仕事だろうが、難しく面倒な仕事だろうが、赤字にならないのならしっかりとやらなくてはいけない。
どんな仕事でも、依頼されているということは自分を必要としているんだ。
そんな信念で仕事しているそうだ。
当然といえば当然だが、なかなか出来るものではない。
ましてや経営者はついつい利益や生産効率を考えてしまう・・・。
弊社に出来る社会貢献とは??
今後、弊社も私も社会貢献を追求していきたいと思います。
きっと何か変るはず。