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寺井レースの機械紹介
2015年04月21日(火)
ここでは、寺井レースの設備と機械(ラッセル機)の紹介をしたいと思います。
:編み機
弊社には全部で14台の編み機があります。
そのほとんどがカールマイヤー社製の無地ラッセル機であり、日本マイヤー製造がほとんどですが、当時の社長「現会長:井波好雄」がフランスの見本市で見つけ、直接ドイツから入れた機会も一部存在します。
RS4N(3K/P1)
24ゲージ コンパウンド130インチ編み幅4台
↑高速で昔のベラ針(ラッチ)仕様の機械と比べ倍近いスピードで生産が可能です。
縦筋も出難く、短繊維は可能ですが、次に長繊維の製品を生産するときに、針・トングをすべて交換する必要があり、約100満単位の経費が掛かるそうです。
弊社では2004年~2006年にかけてすべての針・トングを新調しました。
RSE6N
24ゲージ コンパウンド130インチ編み幅1台
↑6枚筬で生産できるのが特徴で、これにより4枚筬チュールにドットなどの柄入りを生産できます。
この機械は日本に数台しかなく、弊社でも重宝されております。
REN4N
24ゲージ ベラ 130インチ編み幅3台
24ゲージ ベラ 110インチ編み幅3台
28ゲージ ベラ 110インチ編み幅2台
↑これは昔からあるベラ針(ラッチ)仕様の機械です。
スピードは遅いですが、短繊維やファンシーヤーンを生産するのに最適で、針がコンパウンド針より硬いので太い原糸を編むのにも適しています。
以上が製造現場で日々稼働している機械たちです。その他にも整経工程で活躍している機械もあるので、また紹介したいの思います。