整経担当者が一時的に出られなくなり、急ぎの整経もあったので二人がかりで、整経の準備をすることになりました。

普段現場勤務の先輩と原糸を機械にかけていくのですが、この原糸は以前も書いた通り厄介で従来のような掛け方が出来ず、繋いでビームまで引っ張り、整えたら整経という訳にいきません(-“-)

 

従来は、隙間を空けずにセットするのでセットの仕方によっては、原糸をかけて繋げば後はビームまで引っ張り余分な本数分を除けて、バラバラにならないよう結び、必要な分だけビームに巻き取り整経を始めます。

 

ですが今回は殆どの原糸が大きく一本置きにセットされているので、当然ビームの方へも一本置きに引っ張っていくのですが、そうなるとこれまで引っ張ってあった糸を一本置きに修正しなければならないので、すべて最初からやり直しです。

 

前回使用して、ある程度小さくなった原糸なら、隙間を作らず芯棒にセットできるので、整経本数はこれまで通り160本での整経が出来そうです。これが全部元の大きさですと、120本取りが限界です。(T_T)また今後この糸を使用するとき本数が確保できるよう、いろいろ考えながら糸をセットしていたので、時間が掛かりました～・・・。

 

やはり、ベテランの人が突然居なくなるのは、もの凄く痛いですね！！！慣れていないので二人がかりでも、担当者一人分をカバー出来るまで及びません！

先輩も現場の方で14インチを巻ける整経機を扱っているのですが、整経所の整経機とは全く違うみたいで、苦労しているようでした。

僕は先輩が整経所に詰めている分、現場の方が手薄になってしまうので、出来る限り現場に入ろうと思います。

ですので、ここからは殆どを先輩一人で作業することになりますね～、大変だ！！！