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うちの設備・機械たち(その2)
2006年06月27日(火)
みなさんこんにちは寺井レース(有)井波秀俊です。
今日はうちの機械たち(その2)として、前回のラッセル機以外の機械を紹介します。
れいの如く専門用語がつづきますが「ふ~ん」という感じで見てくだされ~。
その他の編み機
前回はラッセル機(無地)を紹介しました。
弊社には他に2台の編み機がございます。
Koketto社トリコット機
1台
ドイツのkoketto社製のトリコット機。
導入時には3台ありましたが現在は1台のみ。
すでにこの機械メーカーは潰れており、部品作成からメンテナンス・修理まで自社で行っております。
この機械、25年ほど前の導入時から性能が悪く、どうにか生かせないかと考えたのがラッセルモールの始まりでした。
現在は1/4カットモールとハシゴテープ(いづれ詳しく解説しますね)のみの生産に使用。フィルム入りカットモールの生産に最適。
見本機
ヤマセン製柄機改造 1台
ファンシーヤーン・資材製品の見本作製専用機。
元々ヤマセンの柄機を見本作成用に改造。
最新のコンピュータ制御装置・柄切り替え装置等等、弊社の機械で一番の設備を備えております。
難点はスピードが異常に遅いのと、性能が良すぎて本生産の時に他の機械で生産できないときがある。
以上が弊社にある「たて編み機・ラッセル機」です。
一般の方や繊維業の方でもたて編み業界でない方は初めて見る機械だったのでは?
このラッセル機は弊社が導入している機械で約\1,000万~\5,000万くらいの値段がします。
ほかのラッセル・トリコット機でカーテンや柄レースを生産する柄機やジャガード機、資材や下着製品生産用のダブル機などは¥1億以上する機械もあります。
弊社はこの無地ラッセル機を導入し、さらに他のところからコンピューター制御装置やカッター台などをオリジナルとして開発・導入投資して(担当会計士に原価償却対比を見ているのか~と叱られそうやね)
他社では出来ない、他社に負けない品質と技術性の高い製品づくりを目指しております!!。
次回は準備機などについて御紹介します。