みなさんこんにちは寺井レース(有)井波秀俊です。
さて、今回はやっと本業のお話。
レースブームについてお話します。
えっ？今回からたて編みについての解説じゃ・・・すいません。
実はまだ文がまとまらないので・・・もう少しお待ちを。

 

今年の春夏のレディースファッションは空前のレースブームですね～。 キャミソールやスカート、その他付属品、おまけに子ども服までレースレースレース！
昨年の夏くらいからレース業界では、アウターは好調で生産が追いつかないという話が持ちきりでした。
この数年繊維業界、特にレース業界ではあまりいい話がなく、久々に明るい話題でした。
レース大好き（イヤラシく聞こえるかな？）の私としましては、自分の商売になってなくても街にレースが溢れると嬉しいですね。

 

よく知人に
「最近お店でレースばかりだね～、寺井さん儲かってんでしょ？」
と、不適な笑顔で言われます。

 

・・・・ん～儲かってはないけど、助かりはしましたね。。

 

基本的に弊社は無地のたて編み機で生産出来るものなら何でも作るのですが、それほど「儲かる」や「忙しい」というまではいきませんでした。
ではなぜ？か。

 

①私の営業力不足

 

②弊社は基本的に28ｹﾞｰｼﾞ・２４ゲージのハイゲージ（細かい編目）で編むため主に下着などのインナー用に生産していることが多い。

 

③取引先もインナー用レースを専門に取り扱っている所が多い。

 

④今回のレースブームは主に柄の入った柄レースやジャガードのレース。無地でも１８ゲージ以下のローゲージ（目が大きい・粗い編目）が多く使われている。

 

以上の要素がありました。
②と④の一部（１８ゲージについて）は機械をいじればどうにでもなるのですが・・・。
やはり①と③は難しいですね。
一番は②と④ですね。
営業と情報収集にもっと力を入れねば！

 

それでもこのレースブームのおかげで、弊社も大分助かりましたし、主力商品も一つ増えました。
そのお話はまた次回・・・。