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従業員のメモノート(ポリエステル糸について)
2014年04月29日(火)
ポリエステル系合成繊維
1941年イギリスのキャリコプリンターズ社からテリレンとして発表され、1953年にアメリカのデュポン社が特許を取得し工業化、石油由来の物質であり1958年から日本でも生産されるようになりあました。
ポリエステルは、繊維・フィルム・容器と幅広く利用され、経済的にも優れた樹脂てあるため飲料用容器(ペットボトル)などで触れる機会が多いと思います。
繊維としては耐熱性や強度に優れており、また染色性にも優れているため現在でも生産されている衣料用繊維の半数近くにポリエステル繊維が使用されています。更に溶融糸法紡績の際に糸の形状を変化させたり、抗菌素材を練りこんだりすることで、使用目的や用途に合わせた繊維を生産できることも、大きな特徴です。
『ポリエステル製品の特徴』
ポリエステルは化学繊維の中で一番大量に生産されている製品
○非常に強い繊維で、濡れても強さが変わらず摩耗に対しても強い
○長時間日光にさらされても、強さはほとんど変わらない
○吸湿性が少なく洗濯しても伸び縮みせず、すぐ乾く
○熱可そ性があり、伸び縮みしたり形崩れがほとんどない
○薬品に強く、虫・カビの害を受けにくい
寺井レースでは、お米洗浄ネットが一番上記の内容にピッタリの製品だと思います。
お米を大量に洗っても負けない強度と、洗った後にすぐ乾く手軽さ!造り酒屋の人たちは、お米を何トンも使用して作るそうで、それだけ繰り返しお米を洗浄しても伸び縮みがほとんどないのですから、お米を手洗いするには打って付けです。
以前は、麻を使用し洗っていたそうですが、使用後の乾きもポリエステルに比べ遅く、カビにも悩まされていました。