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特殊型の糸を使ったリネンチュール!見た目は麻なのにポリエステルの方が多く使われています(゜ロ゜)
2014年05月06日(火)
ゴールデンウィークを利用して、会社から借りてきたハンガーを使い少しでも取り扱い製品のページの白い部分を埋めて行こうと思っていたのに、もう最終日!!!Σ( ̄□ ̄;)いろいろな誘惑に負けてしまいました。
いま持っている生地はリネンチュールなのですが、特殊型と言う糸を使って編み上げられた製品で、2種類以上の繊維を使用して作られた糸をそう呼ぶそうです。この生地に使用された繊維はポリエステルが70%、麻が20%、ラミーが10%で作られています。
ポリエステルが70%も使われているのに、見た目は麻の暖かみしか感じません。
編み目も荒く70%がポリエステルを使っているせいか、ザラメ感を強く感じましたが、ポリエステル100%に比べ、多少ですが柔らかい手触りで、どちらかというとナイロンに近いものを感じました。フィラメント糸のツルツルした手触りに、微妙ながら麻で生地の表面が覆われている指触りも確認できます。
また、麻や綿100%と違い丸めてもしわになり難く、ポリエステルが多く含まれている分、性質もポリエステルよりと考えて良いのでしょうか、だとしたら、すべてとは言えませんが、麻とポリエステルでお互いに欠点をカバーしている生地!!(゜ロ゜ノ)ノ
見た目すぐ麻だと分かるほど麻が前に出ているのに虫やカビに強くて、しわになり難いし洗濯しても形崩れせず、すぐ乾く!!
これは思ったより貴重かもしれませんよ(^_^)
この生地についての僕個人の感想は、触ったときのザラメ感の強さと、ポリエステルを7割も使った糸は吸湿性が少ないと思うので、この生地の場合、直接肌に触れる生地としては適さないと感じました。やっぱりこの見た目(麻の暖かみ)が特徴的だと思うので、衣類では上着などに使用するのが良いかもしれませんね。
その他、麻の暖かみを生かした何か・・・なものを作りたいとか、あればいろいろ使えるかもしれません(^_^)