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半合成繊維「プロミックス」

2015年06月01日(月)

※プロミックスについて

プロミックスは、1970年代に日本の東洋紡(株)にて開発され、牛乳の成分である動物性タンパク質(ミルクカゼイン)とアクリロニトリルとを塩化亜鉛水溶液の中で共重合して作られた糸の原液を水中などに吐き出して、作られるそうです。
絹に近いしなやかさ、美しい光沢、発色性と共に、強度も十分ある繊維です。

特徴:

  1. 絹に近い風合いと肌触り、光沢があります。
  2. 吸湿性がり、耐光性もあります。
  3. 染色した際の発色性がよいです。
  4. カビなどに対して、あまり抵抗力がありません。
  5. 熱に弱く、アイロンなど注意が必要です。
用途:
高い吸湿性と優れた速乾性を持っているので、下着やタオルなどに多く使用され、また絹のような風合いと、耐光性、発色性をいかし、セーターやスカーフなどにも多く使用されています。

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