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フィラメント、絹のように連続した長さを持っている糸のことで、長繊維糸とも呼ぶそうです。

2014年03月31日(月)

フィラメントとは、細長い形状をした物で、糸では連続した長い繊維のことを言います。

普段よく目にする糸は、このフィラメントを何本も収束し、また撚り合わせて、一本の糸が作られます。このようにして作られた糸のことをマルチフィラメントまたはフィラメント・ヤーンと言うそうです。

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上の二枚の写真は、167デシテックス・48フィラメントの糸を写したものです。分かります?非常に見えにくいかもしれませんが(-“-)左側の写真は一本の糸のように見えて、崩すとフィラメントが48本束になって一本の糸を形成しています・・・見え難いですね・・、この糸がマルチフィラメントと言うやつです。ちなみに写真に写っている糸は、ポリエステル製

 

糸に関係なく個人的な意見としては手荒れが酷い人には扱い辛い糸です。自分も普段から結構、手がカサついていて冬場には手荒れが酷くなり、糸切れを直す時など手にフィラメントが引っ掛かりイライラすることが多々あります。

 

こちらがモノフィラメント糸、よく会社でモノフィラと呼ばれている糸です。

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ん~・・・モノフィラの糸を指で摘まんでいるのですが・・・見えませんね~(+_+)、これは18デシティックス・1フィラメントのナイロン糸で、分繊とも呼んでます、この糸は非常に細くまた光沢のある方なので光の反射を利用しないと、見え難くナイロン製の糸は水分保有率が低くちょっとした摩擦で帯電するので静電気が発生しやすく、せっかく通した糸が衣類の袖や髪の毛などに、まとわり付きそれに気付かないまま、体を動かしたら糸が抜けてしまった!なんてことも多々あります。ですがモノフィラなので手荒れが原因で糸がケバ立ってしまうこともなく、その点は扱い易いと僕は思いますね~。

 

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