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品質管理(カットモール)

2006年10月02日(月)

みなさんこんにちは寺井レース(有)井波秀俊です。
こちらは久々の雨降りです。
昨日は町の社会体育大会があり、約10年ぶりに本気で走りました。
コケないでよかった~。
勿論、今日は足腰が痛いです。

さて、今回もうちの品質管理についてのお話。
弊社はテンサー(糸切れ探知機)を使わずに工員の目と手と耳で直接糸切れから生地の品質管理を行っていると前回お話しました。

今回はその中でもファンシーヤーン(カットモール)の品質管理。

カットモールの品質で重要なのは
1.毛抜け
2.片切れ(モールの毛足の長さの不均等)
3.カッターの切れ味
4.糸切れ
以上が一応の重要ポイントです。

1.の毛抜けに関してはいづれ違う回でお話しいたします。
4.の糸切れに関しては前回同様、工員さんが常に工場内を巡回しつづけて管理しています。
もちろんトイレに行く時にも、他の人に代わってもらい監視しております。

2.の片切れと3.のカッターの切れ味の管理は大変です。

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糸切れ同様、工員さんが巡回して生産・品質管理しています。
工場内の巡回中1時間おきに手で一本一本片切れ、カッター切れをチェックしています。

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また、もし不良が発生したらすぐに修正し、それまで編んだ不良部分をその場ですべて取り除いております

チェックする本数は機械1台に400本~900本もあります。

片切れ、カッターの切れ味とはどういうものなのか?
また、なぜそこが重要なのでしょう?
次回、御説明致します。

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